韓国中央事故収拾本部「文大統領、５人晩餐会は防疫違反ではない」…野党「国民が理解できるか」

文在寅（ムン・ジェイン）大統領が最近、青瓦台（チョンワデ、大統領府）官邸で開かれた「５人晩餐会」に対して中央事故収拾本部は防疫守則を違反したのではないとの見解を明らかにした。

２７日、国民の力のチョ・ミョンヒ議員によると、中央事故収拾本部はこの日「大統領の各種会合や行事出席などは大統領としての業務遂行の一環であるため、公務的性格を持つものと判断される」とした。

１９日、文大統領は前職参謀４人と告別晩餐会を行った。ユン・チャンニョル前社会首席（現国務調整室第２次長）、チェ・ジェソン前政務首席、姜ミン碩（カン・ミンソク）前報道官、キム・ヨンシク前法務秘書官などだ。文大統領が直接お酒を注ぐなど労をねぎらう席だったという。しかし、一部では５人以上集合禁止の防疫守則を違反したのではないかという問題提起があった。

匿名の市民も当時文大統領の告別晩餐会は防疫守則の違反だと主張して苦情を提起したりもした。

チョ議員は中央日報との電話インタビューで「非寛容原則で国民に防疫守則の遵守を強調してきた大統領の５人以上飲み会が公的な集まりだということを国民が理解できるか疑問」とし「もしも保健当局とソウル市は防疫守則の違反者が権力者ということで甘い処分を下してはならない」と指摘した。