＜サッカー＞80回目の韓日戦、きょう午後７時20分キックオフ

通算８０回目となるサッカー国家代表チームの韓日戦が２５日午後７時２０分、横浜の日産スタジアムで開催される。

ＭＢＣ（文化放送）はこの日午後７時１０分、サッカー国家代表チームの親善試合「大韓民国－日本」戦を単独で生中継する。中継陣は元韓国代表の安貞桓（アン・ジョンファン）、ソ・ヒョンウク解説委員、キム・ジョングン・キャスターだ。

今回の韓日戦は、代表チームの２０２１年最初のＡマッチであり、２０１１年８月１０日に札幌で日本に０－３で敗れて以来１０年ぶりに行われる韓日代表の親善試合だ。

韓国は日本との歴代対戦成績で４２勝１４敗２３分けとリードしている。最近の対戦でも韓国が２連勝し、３試合連続の無敗（２勝１分け）だ。

この日の韓日戦には孫興民（ソン・フンミン、トッテナム）など多数の主力選手が抜け、事実上の２軍の戦力が出場する。攻撃の中心となる孫興民がハムストリング負傷で合流できず、黄喜燦（ファン・ヒチャン、ライプツィヒ）、黄儀助（ファン・ウイジョ、ボルドー）、金敏在（キム・ミンジェ、北京国安）、李在成（イ・ジェソン、ホルシュタイン・キール）が新型コロナ防疫措置のためメンバーから除かれた。黄仁範（ファン・インボム、ルビン・カザン）、金珍洙（キム・ジンス、アル・ナスル）、金紋奐（キム・ムンファン、ロサンゼルスＦＣ）も戦力から抜けた。

パウロ・ベント監督は前日、「孫興民や黄喜燦など参加できない選手が多い。攻撃だけでなくすべての部門で招集できない選手がいた」とし「招集された選手全員が良い姿を見せ、与えられた役割を果たすことを期待する」と述べた。

また「ライバル関係を考えるよりも、自分たちができることに焦点を合わせて、戦術的にどう試合を運ぶかを準備するのが先だ」としながらも「韓日戦についてはよく理解していて、尊重している。いろいろと困難はあるが、良い結果を得ることが重要だ」と語った。

一方、日本サッカー協会（ＪＦＡ）はこの日の試合の観客入場数を１万人に増やした。ＪＦＡは自国の新型コロナ防疫守則に基づき当初５０００人の観客を迎えることにしたが、日本首都圏に発令されていた新型コロナ緊急事態宣言が解除され、入場可能な観客数が最大１万人に拡大したと明らかにした。