社会的距離確保のレベル、５人以上の集まり禁止など２週延長

政府が現行の社会的距離確保のレベル（首都圏２.５段階・地方２段階）を31日まで２週間延長することにした。
「５人以上の私的な集まりの禁止」と「夜９時以降の営業制限」措置も維持される。
ただしジム、学院、歌練習場などの利用施設は条件付きで営業を再開することができるようになり、カフェは午後９時までの店舗内営業が許可された。今回の防疫上の注意調整案は18日から適用される。

丁世均(チョン・セギュン)首相は16日、政府ソウル庁舎で中央災難安全対策本部（以下中隊本）会議を開き、防疫対策の調整方針を発表した。

首相は、「社会的距離確保のレベルは、そのまま２週間延長する」とし「個人間の接触を減らし、感染の拡散を抑制するのに効果が大きかった５人以上の私的な集まり禁止と、21時以降の営業制限措置も継続実施する」と明らかにした。

続いて「スポーツジム、塾、カラオケなどの休業していた複数の施設は、厳しい防疫上の注意を適用する条件で、営業が再開される」と説明した。
それとともに「カフェや宗教施設など防疫基準が過剰だという意見が多かったところは、合理的に補完する」とし、「防疫の手綱を引き続き締めて、日常の回復を早めなければならないという意見と蓄積された社会的疲労を抱える数多くの自営業者の痛みを無視することができないという現実の間で深く悩んだ」と付け加えた。

政府のこのような方針で、現行の社会的距離確保レベルと５人以上の私的な集まりを禁止する措置は今月31日まで２週間延長される見通しだ。

店舗内の飲食が禁止されていたカフェでは、食堂と同じように午後９時までの店舗内営業を許可することにした。
但しカフェは、店舗の50％以内の面積での制限的な営業が可能になる。
スポーツジムなど様々な室内体育施設は、施設面積8㎡（約2.4坪）当たり1人の人員で午後9時までに制限の下で動作が可能になる。