2021年1月5日、韓国高速鉄道KTXは中央線でも運行が開始し、既存のKTX車両とは別の中央線専用車両として「KTXイウム(EUM)」が投入されることになった。ソウルの出発駅はソウル駅ではなく、東部のターミナル駅・清凉里(チョンニャンニ)駅を基点として、原州(ウォンジュ)、安東(アンドン)へと向かう。
停車駅は以下の通りで、平日往復7回、週末往復8回の運行となっている。
・清凉里(チョンニャンニ)
・楊平(ヤンピョン) ※一部列車のみ停車
・西原州(ソウォンジュ) ※一部列車のみ停車
・原州(ウォンジュ)
・堤川(チェチョン)
・丹陽(タニャン) ※一部列車のみ停車
・豊基(プンギ) ※一部列車のみ停車
・栄州(ヨンジュ)
・安東(アンドン)
安東までの所要時間は約2時間で、これまでムグンファ号で約3時間30分かかっていた所要時間が、約1時間30分短縮されることとなった。安東までの料金は一般室が25,100ウォン、特室が30,100ウォンだ。
今回のKTX開通に伴い、原州駅と安東駅は移設し、新しい場所での営業が始まっている。特に安東駅は、安東バスターミナルの近くへと移転したことにより、安東で人気の観光名所「安東河回村」が近くなり、2021年、安東旅行の期待が高まっている。
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