浦項「クァメギ」、日本や米国へ輸出…福岡などで販促活動

浦項（ポハン）の４水産会社が昨年初めて９カ国に３億ウォン（６トン）分のサンマの干物「クァメギ」を輸出した。輸出国は日本、米国、中国、フィリピン、カナダ、ニュージーランド、タイ、オーストラリア、ドバイなどだ。これら国の同胞が主な消費先だ。

クァメギ会社は今年の冬から来年２月までまた５億ウォン（７～８トン）分を輸出する計画だ。浦項市が昨年から大々的に海外市場開拓を始め、輸出が増えているのだ。

市は１８～１９日、日本の福岡、北九州でクァメギ販促活動をする。２都市のメイン・ストリートでクァメギの由来、栄養学的価値を説明するなどクァメギを広め、試食会を開く予定だ。

このイベントは昨年９～１０月、米国ピッツバーグ海産物祭りやオレンジカウンティの韓国人祭りで同胞を中心にＰＲしたのとは違い、現地の人を対象にしたＰＲであることから結果が注目される。

６日には福岡などで研修を行った市の職員１５人が福岡市内の商店で試食会を開いた。日本の読売新聞が７日付で公務員の活動とクァメギを紹介する記事を出した。

市は先月２９～３０日にはロシアウラジオストク現代ホテルなどの現地機関や団体長と貿易商など２００人を招待してクァメギ説明会を開いている。

クァメギ：凍らせたり溶かしたりを繰り返したサンマの干物