円高で日本人観光客急増、１１月は前年比１５％増

【永宗島１０日聯合】ウォンの対円相場が最近では１００円＝１６００ウォンに迫るなど円高が進んでおり、来韓する日本人観光客数も大幅に増えている。
　法務部仁川空港出入管理事務所が１０日に明らかにしたところによると、１１月に仁川国際空港と金浦国際空港、金海国際空港など国内主要空港から入国した日本人は２２万８４３１人で、昨年同月（１９万８７５２人）に比べ１４．９％増加した。１０月に韓国に入国した日本人は２２万８８９５人で前年同月（２２万２８１０人）比２．７％増、９月は２０万４５０人で、前年同月（１９万１４１１人）比４．８％増だった。

　為替相場は昨年１０月３１日に終値が１００円＝７９１．１１ウォンだったのが、今年１０月３１日には１３０６．０３ウォンとウォン安・円高が進み、１２月９日には１５６４ウォン台で取引されている。

　仁川空港出入管理事務所の関係者は、「本来１１月は日本人観光客があまり訪れないオフシーズンにもかかわらず、今年は１０月とほぼ同じ水準をキープしている」と話す。

　また大韓航空も、９月ごろから日本の支店で韓国行きチケットの購入が大きく伸びていると明らかにした。年末と来年１月には日本人観光客数がさらに増えると見込んでいる。