防弾少年団、３０歳まで入営延期が可能になるか…兵役法改正を推進

韓国歌手で初めて米ビルボードチャートのメインチャート「ビルボードホット１００」のトップの座を獲得した防弾少年団（ＢＴＳ）メンバーが３０歳まで入隊を延期する可能性が開かれた。

１日、共に民主党のチョン・ヨンギ議員は大衆文化芸術分野に入営延期の許可を拡大する内容を盛り込んだ兵役法改正案を発議する計画だと明らかにした。「大衆文化芸術分野優秀者として文化体育観光部長官が国威宣揚に著しい功績があると推薦した者」は徴集の延期を許すものだ。

ただし、文化体育観光部長官の推薦を受けられる資格として「文化芸術分野で３年以上働いて国家の地位を高めた功労が認められて政府の勲章・褒賞を受けた者」を検討中だ。

現行兵役法は高校以上の学校に通う学生と司法研修院のような研修機関の研修生、そして体育分野優秀者に限って入営延期を許可している。防弾少年団のメンバーのように大衆文化芸術分野の関係者は該当しない。

このため、１９９２年１２月生まれである防弾少年団のメンバー、ジンは満２８歳になる１２月に入隊しなければならない状況だ。他のメンバーも１９９７年生まれであるジョングクを除いて全員大学院に在学し、あるいは進学を控えている。

チョン議員は「兵役延期は免除や特例とは全く違う問題」として「２０代に花咲ける職種やこのような新しい職種には入営を延期できる権利を与えられるべきだ」と話した。

チョン議員は今週中に議員立法の形態で兵役法改正案を発議する予定だ。