コロナウイルスの影響から海外へのマスク送付を法律で禁止していた韓国だが、例外的に4月9日から海外に住む韓国籍の家族宛てにマスクを送ることが可能になった。
海外送付の場合でも原則は韓国内で行われている「マスク5部制」に則って運営される。
送付可能な枚数や送付の際の手続きは以下の通り。
なお、内容は変更の可能性があるため詳細は韓国関税庁のホームページ(韓国語)をご覧頂きたい。
リンク:
韓国関税庁ホームページ
◆概要
・韓国人が海外に居住中の韓国国籍の「家族」に送るマスクについて月8枚以内で搬出・送付が可能
・「家族」は送る人から見て「直系尊卑族※、配偶者、兄弟姉妹、息子の妻・娘婿」とする
※直系尊卑族=両親・祖父母・曾祖父母・子供・孫
◆基準数量
月8枚以下(4週経過後再度発送可能)
※同一受取人基準であり、多数の発送人が同一受取人に送る場合は合算適用
◆送付の手続き
(1)事前手続
・事前に郵便局のインターネットで受付
簡便事前受付プラス
・品名を必ず「FAMILY MASK」と記載、「商品分類番号(HS)」を「6307909000」で検索・指定、数量(枚数単位)を正確に記述
・受取人が1名の場合マスク8枚以内で数量を記入
・2名以上にまとめて送る場合、受取人欄には代表者名を入力、「内容・品名」欄に代表者を含めた家族名および数量をそれぞれ記載
(2)マスクの包装
・マスクのみをEMSボックスに包装(他の物品を同封時受付されません)
(3)適用対象の確認
・郵便局で受付時に発送人の住民登録証、家族関係証明書を提示
◆その他留意事項
・例外認定基準および郵便物受付手続きを未遵守の場合、郵便物の受付を断られる場合あり
・発送前に税関検査過程で基準を超える事実などが確認された場合、返送または関連法令により不利益を受ける場合あり
日本に家族がいる韓国籍の方は、日本の家族へマスクを送ることを検討してみてはどうだろうか。