韓国旅行で「食べるメニューに必ず入れる!」という人も多い人気の韓国チキン。
新興から老舗まで数多のチェーン店が独自のメニューや製法で切磋琢磨しながら数年単位で興亡を繰り返している韓国チキン業界、そのチェーン店ブランドの数は300を超えるが、果たして韓国人が一番食べているチキンはどのチェーンブランドのチキンなのだろうか?
韓国の公正取引委員会の加盟事業取引情報公開書という資料をもとに、2019年1年間でもっともチェーンブランドごとに売上金額の高かったベスト5を紹介しよう。
●5位:ネネチキン
(売上金額約2,400億ウォン、加盟店数1,140店)
鶏肉加工会社からスタートしたネネチキンの人気メニューは純植物油で揚げたフライドチキンの上に粉チーズを雪のようにかけた「スノーウィングチキン」。
ほんのり甘いチーズの味が口の中に溶けるように広がる。
●4位:クムネチキン
(売上金額約3,110億ウォン、加盟店数1,015店)
日本では「グッネチキン」として大久保に店を構えるチェーンブランドがクムネチキン。
「ボルケーノチキン」という炭火味のついたホットソースが刺激的なチキンがヒットしたのに続き、近頃では「コチュパササッチキン(トウガラシカリっとチキン)」という新メニューも人気。
●3位:bhcチキン
(売上金額約4,821億ウォン、加盟店数1,469店)
積極的なメニュー開発と女優のチョン・ジヒョンをモデルとして起用し人気をあげてきているbhcチキンが3位にランクイン。エメンタルチーズのパウダーがたっぷりかかったジャンクな味わいの「プリンクル」をはじめとして、麻辣の辛みがビールに最高に合う「マラカン」など、リピートしながら色々な味を試してみたくなるバラエティ豊富なチキンがそろっている。
●2位:BBQチキン
(売上金額約6,553億ウォン、加盟店数1,636店)
1995年の創業から現在加盟店数が最多1位のBBQチキンは惜しくも売上金額で2位に。
エクストラバージンオリーブオイルで揚げたサクサク感がたまらない「 黄金オリーブチキン」が圧倒的人気メニュー。
●1位:KyoChon チキン
(売上金額約6,630億ウォン、加盟店数1,073店)
国産材料、無添加・無化調などのこだわりで人気を集めライバルBBQチキンと僅差で堂々の1位に輝いたのが「KyoChon Chicken(キョチョンチキン)」。
パリッとした食感の衣に柔らかい鶏肉、そして甘いハニーソース、ニンニクの芳ばしさが絶妙の根強い人気を誇るのが代表メニューである「 KyoChonハニーオリジナル」。
加盟店1店舗当たり1日平均約110匹のチキンを販売するという数字からもその人気ぶりがうかがえる。
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