韓国の２月の失業率4.1％に改善　就業者数３カ月連続40万人以上増

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が１１日発表した雇用動向によると、２月の失業率は４．１％で前年同月比０．６ポイント改善した。失業者数は１１５万３０００人で、同１５万人減少した。

２月の就業者数は２６８３万８０００人だった。前年同月比の増加数は４９万２０００人で、３カ月連続で４０万人を上回った。ただ、５０万人超だった昨年１２月、今年１月に比べると、増加幅は縮小した。

　統計庁の殷淳鉉（ウン・スンヒョン）社会統計局長は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が各産業に徐々にあらわれているとし、「飲食・宿泊業は観光客が急減したことで先月の就業者増加数がここ数カ月に比べると大幅に減った。一方で運輸・倉庫業は、（新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと）社会全体が人と距離を置くようになり宅配の利用が増えたことで、就業者が増加した」と説明した。