新型コロナウイルス拡散防止のためのソウル地下鉄の対応は？

地下鉄１～８号線を運営するソウル交通公社は、2020年１月より新型コロナウイルス(COVID-19)拡散防止のため、すべての地下鉄駅の駅構内に、ソウル市災害安全対策本部が制作した大型ポスターを様々な箇所に掲示し、「１．マスク着用」、「２．手洗い」、「３．咳のエチケット」を守るよう案内をしている。

国内向けのみならず、外国人在住者、海外からの旅行客向けに、韓国語・中国語・英語・日本語の４か国語のポスターが見かけられるようになった。同時に、駅構内放送でも定期的に、韓国語・英語・中国語の３か国語で、予防行動を案内しているほか、モニターでも映像による案内を放送。改札口付近には、アルコール消毒液を設置し、地下鉄利用客が自由に使えるようにもなっている。

その他にも、地下鉄車両基地では、車両全体の消毒を月に４回実施。各駅では清掃スタッフが、エスカレーターの手すりの消毒を毎日２回行うなど、新型コロナウイルスの拡散防止と市民の安全の確保に努めている。