元ｆ(ｘ)のソルリさん悲報に悼む声続々　イベントなど中止も

【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループｆ（ｘ）（エフエックス）の元メンバーで、歌手兼俳優のソルリさん（２５）の訃報が伝えられた翌日の１５日、芸能界では各方面から哀悼の声が寄せられた。

　イベントの中止も相次ぎ、総合コンテンツ大手ＣＪ　ＥＮＭがこの日予定していたバラエティー番組の制作発表会を取り止めたほか、ソルリさんと同じＳＭエンタテインメント所属のアーティストらはライブ放送やコンテンツの公開を中止・延期した。

　生前に交流のあった芸能人らは、インターネット上にソルリさんの死を悼む文章を投稿した。親友だったガールズグループＫＡＲＡ（カラ）の元メンバー、ク・ハラさんは、インスタグラムに「あの世でジンリ（ソルリさんの本名）のやりたいように」という文と一緒に２人で撮った写真を公開した。元ＫＡＲＡのパク・ギュリさん、カン・ジヨンさんも哀悼の意を示した。

　映画「ファッションキング」で共演した俳優のアン・ジェヒョンさん、ガールズグループＡＯＡ（エーオーエー）の元メンバー、クォン・ミナさん、歌手のパク・ジミンさんなども悲痛な心情を吐露した。

　俳優のシン・ヒョンジュンさんは、悪質な書き込みを行ったインターネットユーザーを「ひきょうで顔のない殺人者」と批判した。

　警察によると、ソルリさんのマネジャーは１４日午後、ソウル近郊・城南市内の住宅で亡くなっているソルリさんを見つけて警察に通報した。現場では、故人が普段から心情をつづっていたメモが発見された。

　所属事務所は遺族の意向に従い、弔問客への対応や出棺などすべての手続きを非公開で行うとした上で「故人の最後の旅立ちに深い哀悼の意を表する」と伝えた。