ソウル交通公社、「ソウルパス」を12月に発売…「外国人観光客が気軽に楽しめるだろう」

ソウル交通公社が日本の東京メトロパスに似た地下鉄パスの「ソウルパス」を１２月に発売する。ソウル交通公社は２９日、外国人がソウルで観光する際にソウル地下鉄１～９号線（鉄道公社区間除く）を無制限に利用できる「地下鉄自由利用券」が１２月からディスカバーソウルパスと連係して発売されると明らかにした。

外国人専用観光パスである「ディスカバーソウルパス」に機能を搭載し、パスだけ買えば有効期間内にこれまで利用可能だった文化施設だけでなく、ソウルの地下鉄を自由に利用できることになる。ディスカバーソウルパスは有効期間により１日券と３日券、カードとモバイルカードの２種類が発売される。利用券はソウル市内の観光案内所、仁川（インチョン）空港内のコンビニエンスストアとハナ銀行、観光客が主に利用する有名ホテル、オンライン観光案内ウェブサイトなど、内外のオンライン・オフライン加盟店約４００カ所で販売される予定だ。価格は未定。

ソウル交通公社のキム・テホ社長は「パス利用可能地域がソウルを訪問する外国人が最も多くれる観光名所やショッピングスポット、ホテルなどがある地域であるだけに、外国人観光客が指定された区間内で観光、ショッピング、休息を気軽に便利に楽しめるだろう」期待感を示している。