韓国旅行「コネスト」 溢れるジャンルものに疲弊したか…再び人気浮上中のロマンス時代劇。韓国の芸能ニュース
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溢れるジャンルものに疲弊したか…再び人気浮上中のロマンス時代劇

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「ジャンルもの」はどこまで行くのか。最近放送中のテレビドラマを見ると思うことだ。tvN『シグナル』(2016)と『秘密の森~深い闇の向こうに~』(2017)の相次ぐ成功の後、刑事や検事、あるいは弁護士が1人も出てこないドラマを見つけるのは難しいほどジャンルものが氾濫しているからだ。先月17日、一斉に幕を上げた水木ドラマ4作のうち3作がジャンルものを標榜するほどだ。数年前までは少数マニア層のためのジャンルとされ、地上波プライムタイムの敷居を超えられなかったのとは全く違った状況だ。

SBS(ソウル放送)『ドクター探偵』とOCN『ミスター期間制』は素材で差別化を図った。『ドクター探偵』は産業災害の実態を告発するために医師(パク・ジニ、ポン・テギュ扮)が集まった未確定疾患センター(UDC)を設立し、『ミスター期間制』は俗物弁護士(ユン・ギュンサン)が名門高校で行われた殺人事件の真相を暴くために期間制(臨時)教師になって潜入する。事件が起こる背景を作業現場や学校に変え、既存のジャンルものとはアプローチが異なる。

おかげで、それぞれメディカルものと学園ものの良さを吸収する効果が生まれた。凶悪事件とは全く関係がなさそうな日常の空間に恐怖感を吹き込んだ。特に『ドクター探偵』は『それが知りたい』『気になる話Y』などの時事教養番組のベテランパク・ジュヌプロデューサーのドラマデビュー作で、実際に職業環境医学専門医であるソン・ユニ作家が出会い取材にもかなり力を入れた。非正規職労働者が九宜(クイ)駅のホームドア事故で死亡した実際の事件が素材として登場したりする。

一方、KBS(韓国放送公社)第2テレビ『ジャスティス-検法男女-』は金と権力のためならどんなことも躊躇しないスター弁護士(チェ・ジニョク)と財閥会長(ソン・ヒョンジュ)、これに対抗する検事(ナナ)までで最も見慣れたジャンルものを持ってきた。特定のエンターテイメント所属の俳優と練習生たちが相次いで事件に巻き込まれるのが大きな骨子だが、既視感を消し難い。お金もコネもない弁護士が社会権力への復讐心で固く団結し、事件を暴いて回る話を既にあまりにも多く見たためだ。原作のチャン・ホ作家の同名ウェブ小説は2017年にネイバーシリーズ連載当時の評価9.9を記録するほどの話題作だったが、ドラマに再加工されたキャラクターはやや平面的だ。

このように3作品とも野心に溢れてスタートしたものの、視聴者の心を掴むには力不足だ。大衆文化評論家のチョン・ドッキョン氏は「ジャンルもの自体に対する疲労度というよりは素材とキャラクター運用方式の問題」と指摘した。『ドクター探偵』の場合、実際の事件をモチーフにしてリアリティを確保したがニュースと別段変わらないほどリアルなトーンを維持し、『ジャスティス-検法男女-』は男性性を誇示し暴力性を浮き彫りにするなど、現在のトレンドと合わない旧時代の発想から抜け出せていないということだ。

ドラマ評論家のコン・フィジョン氏は「ジャンルものの初期段階では、事件の裏側を覗き見るだけで十分に楽しさを感じられたが、今は視聴者もそのスタイルに慣れたため今後の展開の方向がある程度予測可能になった」と述べた。一方、絶対的な権力を持った層とこれに対抗し戦う悔しさを抱える庶民の構図が繰り返され、「いくら問題を提起しても結局世の中は変わらないという‘劣敗感’のようなものが生じた」と説明した。

これは視聴率にもそのまま反映された。第1話は6.1%(ニールセンコリア基準)を記録し、首位スタートした『ジャスティス-検法男女-』は放送2週目で4%台に落ち、『ドクター探偵』も苦戦を強いられている。一方、MBC(文化放送)『新米史官ク・ヘリョン』は4%からスタートし2倍近く上昇した。ジャンルものの洪水の中で、単独でフュージョン時代劇を選んだのが功を奏したのだ。5月の『春の夜』を皮切りに、ドラマの時間帯を午後10時から9時に1時間早めたことも肯定的な影響を及ぼしたものと見られる。

『新米史官ク・ヘリョン』は、最近強化されている女性中心の流れとも一致する。詩経で「女性は悪いことも、立派なこともしてはならない」と詠まれる朝鮮時代で初の女性士官インターンになったク・ヘリョン(シン・セギョン)は「執着心は牛のようで肝っ玉は将軍のような女性」としてガール・クラッシュの魅力を持つ。漢陽(ハニャン)を熱くした恋愛小説家メファ先生として二重生活している第2王子イリム(チャ・ウヌ)との呼吸も良い方だ。

チョン・ドクヒョン評論家は「時代劇の場合、階級社会を背景にするため男女差別の話を紐解きやすい」とし「女性主人公を歴史を記録する人物に設定し、男性中心社会に向けた問題を提起する効果をもたらした」と述べた。人々に本を読んであげる「チェクビ」や本屋を中心に感想が広まっていく「コメント文化」など、過去と現在の姿が一体となり、既存の時代劇で見られなかったシーンを見る楽しみもなかなかだ。

ジャンルものは物語のすべての構成要素が歯車のように緻密にかみ合わなければならないが、フュージョン時代劇は歴史考証の問題から、より自由で中間流入が容易だという利点もある。コン・フィジョン評論家は「ジャンルものに出演する俳優たちはすでに演技力が検証されているが、他の作品で見た姿と別段違いがなく、食傷気味な印象が強まることもあり」とし「『成均館スキャンダル』(2010)のソン・ジュンギや『雲が描いた月明り』(2016)のパク・ボゴムなどフュージョン時代劇で発掘された俳優のように『新米史官ク・ヘリョン』のチャ・ウヌまで自分の役割を上手くやり切れば、その系譜を継ぐ可能性もある」と述べた。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2019年08月05日 13:27
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