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北朝鮮偵察総局所属「直派スパイ」 僧侶を装って韓国で活動

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北朝鮮から直接南下した「直派スパイ」が検挙されたことが確認された中、このスパイは僧侶を装いながら韓国国内で活動してきたことが分かった。脱北者でなく宗教家に見せかけていたのだ。公安当局や政界などによると、国家情報院と警察は先月、南派スパイ容疑者A(40代)を検挙し、最近、検察に身柄を引き渡した。

Aは韓国をはじめとする海外工作活動任務を総括する北朝鮮人民武力部傘下の偵察総局所属。昨年から今年6月まで国内に滞在し、僧侶を装って活動してきたという。公安当局はAが数年前にも韓国に入国して出国した後、昨年、第3国で「国籍ロンダリング」をして再入国したことが把握された。

検挙されたAが北側からいかる指令を受けて南下したかは現在のところ確認されていない。国家情報院と警察は検挙の事実も徹底的に隠している。ただ、送検されたAは取り調べの過程で国家保安法違反容疑が立証され、今後起訴される方針だ。

Aの検挙については対共・防諜業務を担当する情報・保安当局が隠しているのではという指摘が出ている。国家情報院によると2008年から昨年9月まで35人のスパイが捕まった。現政権に入って検挙人員は大幅に減っている。2017年はゼロで、昨年は1人という。

「固定スパイ」「包摂スパイ」でなく「直派スパイ」の検挙は9年ぶりとなる。エリートスパイのチョン・ギョンハク(2006)で初めて知られたが、2010年1月に故黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)元労働党書記を暗殺しようと脱北者を装って摘発されたドン・ミョングァン、キム・ミョンホがいる。彼らも偵察総局所属だ。久しぶりの検挙を公開しなかったことに関し、情報・保安当局が大転換局面を迎えている南北関係に冷や水を浴びせると判断して隠したのではという見方が出ている。

しかし国家情報院の内外では検挙を契機に逆にAを対北朝鮮情報部員として活用しようと逮捕を徹底的に非公開にしたという説明もある。情報・保安当局の関係者は「スパイ検挙に関しては何も話すことはできない」と述べた。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2019年07月25日 15:48
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