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日本に売られた2メートルの将軍石、韓国に戻る

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日帝時代に日本に売られた武人石など石造遺物が韓国に戻ることになった。

ウリイェッドル(私たちの古の石)博物館は29日、神奈川県藤沢市で小沢輝行さんから武人石など2点と石灯、碑石の支えなど計8点の寄贈を受けた。

将軍石とも呼ばれる武人石は鎧を着て刀を持っている武人を形象化している。正確な製作年代は不明だが、朝鮮時代中期に作られたと推定される。高さ2メートル10センチで石造物の中でも大型に属し、文人石に比べて武人石は韓国でも数が少ないと知られている。武人石は王陵や官吏家墓地に権力を象徴するために主に建てられた。

寄贈者である小沢さん側によると、武人石は1927年当時朝鮮と満州を往来しながら事業を展開していた吉家敬造さんが競売で購入した。当時、東武鉄道社長であり根津美術館の設立者である根津嘉一さんとの競合の末に手に入れたという。

吉家さんの娘である晴子さんは1000坪規模の藤沢別荘に石造物を展示してきたが、2014年死亡し、息子である輝幸さんに相続した。

輝幸さんは「母は武人石が朝鮮のものだからいつも大切にしないといけないと言って絶対に売ったりしないでほしいとおっしゃってきた」とし、「別荘を整理しながら武人石をどうするか悩んでいたところ、寄付をするなら韓国にした方が良いと考えた」と話した。

輝幸さんは駐日韓国大使館など寄付する所を探していたところ、偶然にソウルにあるウリイェッドル博物館を訪問して「ここならよく保管してくれるだろう」と考えて寄付を決めた。

輝幸さんは「日本の浮世絵も世界の各地に散在しており、これを還収しようとする動きがある。武人石は韓国の大切な文化遺産であるため、韓国に返すのが正しい」と話した。

ウリイェッドル文化財団のチョン・シニル理事長は「大切な遺物を寄贈した小沢さんに感謝申し上げる」とし「武人石が展示されれば、韓国石造遺物の力と威厳を一層高めるだけでなく、武人石の彫刻様式の研究が行われる機会にもなるだろう」と話した。

ウリイェッドル文化財団が2015年ソウル城北区(ソンブクク)城北洞に建てた石造遺物専門博物館だ。1979年から石造遺物を収集してきたチョン理事長が2000年から京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)で博物館を運営していたが、収集作品をさらに多くの人々に見せるために城北洞に博物館を移した。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2019年05月30日 07:21
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