V.Iさん、警察出頭前に『ビッグ・ショー』に出演するかのようにフルメイク…罪の意識見受けられない

　外国人投資家への性接待疑惑を受けているグループＢＩＧＢＡＮＧの元メンバーＶ．Ｉ（ヴィアイ、本名イ・スンヒョン）さんが被疑者としてソウル地方警察庁に聴取を受ける前、江南（カンナム）の美容室に立ち寄り「フルメイク」を施した事実が伝えられ、ひんしゅくを買っている。

２７日、マネートゥデイの報道によるとＡ氏は１４日午前、Ｖ．Ｉさんが警察調査を受けに行く前に多くの芸能人が利用することで知られる江南のある美容室に現れ、ヘアメイクとメイクを受ける姿を見た。

Ｖ．Ｉさんはこの日、女性芸能人でも大きなイベントや重要な番組への出演でなければしないカラー・メイクまで施した。

Ａ氏はマネートゥデイに「国民の公憤を買うことに関わった人がまるで『ビッグ・ショー』に出演するかのようにフルメイクで装う姿に驚いた」とし、「今まで警察に出頭した他の芸能人や財閥とは明らかに違う姿だった」と話した。また、「Ｖ．Ｉさんはメイクを終えた後、出る時に『目元をもう少し濃くしてほしい』と補正までしていた」と付け加えた。

Ａ氏は「そこに集まった何人かがＶ．Ｉさんが出て行った後コソコソ話していた」とし、「他人の目があるという事実だけでも避けるべきだった場所に堂々と現れて装うのを見ると捜査に自信があるか『（捜査は）大したことじゃない』と思っている印象を受けた」と話した。続けて「メイク自体は問題にはならないが少しでも罪の意識を感じている人の態度ではなかった」とし、「反省のない芸能人の姿を目の当たりにし、苦々しく思った」と付け加えた。

マネートゥデイによると、テレビ局で２０年以上のメイクの経歴を持つＢ氏はＶ．Ｉさんのこのような態度について「取材陣が集まっている警察署に出頭するだけでも負担が大きいため目元が濃いスターもぼかす場合が多い」とし、「目元を濃くすること自体が堂々としていることの表現であり『私が何か過ちを犯したのか』という抗弁の象徴とも考えられる」と説明したと伝えた。

Ｖ．Ｉさんは２６日の警察出頭前にも美容室に立ち寄りメイクをしたと報じられた。