韓国、ことしの人気検索ワードは「アジア競技大会」と「平昌冬季五輪」

「アジア競技大会」と「平昌（ピョンチャン）冬季五輪」がことし１年で最も注目された検索ワードであることが分かった。

１８日にカカオ社が発表した「ことしの人気検索ワード」の分析結果だ。カカオはことし１月から先月末までポータルサイトＤａｕｍとＤａｕｍアプリ、韓国版カカオトークのショップ検索ワードを分析した結果に基づき「イシュー」と「人物」、「テレビ番組」、「映画」、「最多」検索ワードの順位を明らかにした。

イシュー分野の分析結果、ことしは多様なスポーツ行事に対する検索ワードが多かった。サッカーや野球など人気種目で金メダルをさらった「ジャカルタ・パレンバンアジア競技大会」がイシュー検索ワード１位を占めた。続いてショートトラックからボブスレーまでメダルを歴代最多獲得した「平昌冬季オリンピック」が２位、世界ランキング１位のドイツにエキサイティングな勝利をおさめた「ロシア・ワールドカップ」は６位に集計された。イシュー検索ワード３位は８月に韓半島（朝鮮半島）を縦断した「台風１９号ソーリック」だった。「南北首脳会談」（４位）、「６月１３日の地方選挙」（５位）、「＃ＭｅＴｏｏ（ハッシュタグミートゥー）運動」（８位）、「最低賃金引き上げ」（９位）、「ドゥルキング（世論操作事件の主犯）特検」（１０位）など政治・社会的イシューも注目された。

人物で最も多く検索されたのは国内外で輝かしい活躍を見せている「防弾少年団（ＢＴＳ）」だった。李在明（イ・ジェミョン）京畿道（キョンギド）知事（２位）と俳優キム・ブソン氏（４位）も上位だった。安熙正（アン・ヒジョン）元忠清南道（チュンチョンナムド）知事は５位にランクインし、１月に全豪オープンテニス大会で世界ランキング１位のジョコビッチ選手に勝利する活躍を見せたチョン・ヒョン選手は１０位を記録した。

ことし利用者の注目をひきつけた番組は断然ドラマだ。９月に人気の下放送終了した『ミスター・サンシャイン』が１位、『一緒に暮らしましょうか？！』が４位、ＪＴＢＣの『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』は５位を記録した。『それが知りたい』（２位）と『覆面歌王』（３位）は昨年に続きことしも人気テレビ番組の上位を占め、粘り強い関心を集めた。

ことし１年、映画界では韓国映画が勢いを見せた。ことしの最多検索映画１０位圏内の７作が韓国映画だった。１位は『神と共に／因と縁』という結果となり、『安市城』、『毒戦／Ｂｅｌｉｅｖｅｒ』、『工作』、『Ｔｈｅ　Ｗｉｔｃｈ／魔女』、『暗数殺人』、『いま、会いにゆきます』が３位から８位まで名を連ねた。外国映画では『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』が２位、『ミッション：インポシブル／フォールアウト』が９位、『ボヘミアン・ラプソディー』が１０位を占めた。

ことしの人気検索ワードランキングの詳細はポータルサイトＤａｕｍ（www.daum.net）とＤａｕｍアプリ、韓国版カカオトークのショップ検索、同じくカカオトークの＃タブ検索欄で「ことしの検索ワード」あるいは「ことしの人気検索ワード」（韓国語）を検索すれば確認することができる。