日本ロックの象徴“ラルク・アン・シエル”来韓

「ロッカーより声の大きい韓国ファンの歓呼忘れられない」−−。

韓国のサンナクチ（生のイイダコ）を食べたいという日本のＬ‘Ａｒｃ～ｅｎ～Ｃｉｅｌ（ラルク・アン・シエル）のメンバーたち。

日本のロックグループの中でも評価の高い４人組バンド“ラルク・アン・シエル”が２度目の来韓公演をする。２７～２９日、仁川松都（インチョン・ソンド）で行われるＰｅｎｔａｐｏｒｔ　Ｒｏｃｋ　Ｆｅｓｔｉｖａｌ（ペンターポートロックフェスティバル）のヘッドライナー（メイン歌手）として参加するのだ。

ラルク・アン・シエルはＸジャパンの後を継ぐ“日本ロックの象徴”だ。国内外のファン層も厚い。ハードロックに基盤を置く人々の音楽ははっきりしたメロディーラインとともにビジュアル的な要素を揃えている。まるで１本のドラマを見るような感じのコンサートを行う。

２００４年、米国ライブ公演に成功した彼らは、翌年アジアツアーの１つとして韓国でコンサートを行った。最近、ニューシングルアルバム『セブンスヘブン（ＳＥＶＥＮＴＨ　ＨＥＡＶＥＮ）』をリリースし、日本でツアーコンサートをしている彼らに電子メールでインタビューした。

――２年ぶりの来韓だが、今の気持ちは。

「この前の来韓公演のときには韓国ファンの大きくて通る声に驚いた。私より声がもっと大きかった。入国のときにたくさんのファンが出迎えてくれて空港がバーゲンセールの会場みたいだった。倒れそうにもなった。コンサートでも韓国ファンの情熱に感動した。グループ結成以来、最も団結力が高まった瞬間だった」（ハイド、ボーカル）

――ロックフェスティバルの魅力とは。

「ミュージシャンと観客が一緒に楽しむ祭り的性格が強い。今度は前回よりもっと熱いライブを韓国ファンにプレゼントする。新しい韓国語のコメントも期待していてください」（ケン、ギター）

――最近リリースしたニューシングルが国内でも人気が高い。

「楽園は自分の周辺に作るしかないという意味を込めている。一緒に歌いながら踊れる曲を作った。新しい季節が始まるということを宣言する歌だ。それくらい力のある曲だ」（テツ、ベース）

――日本最高のロックグループという評価だが。

「自分たちがいいと思うものをコツコツやってきた結果ではないかと思う。１５年間、私たちを応援してくれたファンの心にずっと後押ししてもらっている」（テツ）

チョン・ヒョンモク記者