江南のど真ん中の15階建てビルを崩壊直前まで放置したとは

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胸をつかれるほど危ない安全事故が続出している。KTX脱線事故に続き、首都圏の所々で暖房用熱送水管破裂事故が相次いでいる。さらにはソウル江南(カンナム)のど真ん中にそびえ立った15階建てビルが崩壊直前だった事実が明るみに出て衝撃を与えている。

ソウルの代表的オフィスビルが密集した江南テヘラン路のテジョンビルは2階のインテリア工事の途中で亀裂を発見し、崩壊危険のために13日0時から出入りが禁止された。このビルの2階にある中央の原形柱は約20%が豆腐カスのようにつぶれた。誰か見ても不良施工が疑われるほどだ。当局の緊急安全診断で最下等級であるE等級(不良)と推定された。あやうく三豊(サムプン)百貨店崩壊事故のような大型惨事が起きるところだったというから肝を冷やす。退去命令を受けた入居者は驚いた胸をなでおろしている。1991年竣工したテジョンビルは地上15階、地下7階で延面積だけで1万4799平方メートルの規模だ。表面では問題がないようだが、崩壊直前状況になるまで放置されビルの安全管理に穴があけられていた。3月、江南区庁がこのビルにB等級(良好)を与えたというから、それだけに安全診断がうわべだけ見て判断されたということだ。

法的な死角地帯もある。テジョンビルのように15階建て以下の小規模施設は法的安全管理の対象から外されている。何よりテジョンビルは持分がそれぞれ分割されており、建物主だけで110人以上となり安全管理の責任が分散していた。さらに大きな問題はソウルにだけ30年を超えた老朽化したビルが25万3705棟で、全体(63万9412棟)の39.7%にもなるという事実だ。

大型安全事故を招く危険施設はこれだけではない。韓国地域暖房公社が20年を超えた全国の熱輸送管686キロ全区間を対象に緊急点検したところ、異常兆候が現れたところが203カ所にも達した。「地雷畑」が所々に散在しているということだ。事故は予防が最善だ。人命と財産の被害が発生してから後悔しても仕方ない。今でも総体的な安全点検が切実だ。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2018年12月14日 10:22
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