韓国・チェジュ航空が年間旅客１千万人　昨年上回るペース

　韓国の格安航空会社（ＬＣＣ）、チェジュ航空は５日、２０１８年の旅客数が延べ１０００万人に達したと発表した。３０９日での年間１０００万人達成は、昨年に比べ４３日早い。

　韓国の航空会社のうち年間旅客数が１０００万人を超えるのは、チェジュ航空を含め３社しかない。

　チェジュ航空は０６年６月に運航を開始した。同年の旅客数は２５万人だったが、現在はその４０倍以上に増加。この１２年余りの旅客数は延べ５９００万人で、今年の年末には６０００万人を超えると予想される。

　今年の旅客数をみると、国際線が６１％を占める。このうち日本路線が２５６万５０００人と最も多く、東南アジア路線が１５７万６０００人、中国・香港・マカオ・台湾路線が１１４万５０００人の順。

　チェジュ航空の関係者は「３０９日で年間旅客が１０００万人を突破したのは、たゆみない挑戦と革新により旅行需要の掘り起こしに積極的に取り組んできた結果」と述べた。