「シュレーダー元独首相夫婦、１日韓国慶州に新婚旅行へ」

韓国の婿になったゲアハルト・シュレーダー元独首相が夫人のキム・ソヨンさんとともに１日、慶北慶州（キョンブク・キョンジュ）に新婚旅行に行く。

シュレーダー夫婦はこの日午前１１時ごろ、慶州に到着して秋の紅葉がきれいに染まった慶州エキスポ公園と慶州ソルゴ美術館、慶州タワーなどを回る計画だ。夫婦は仏国寺（プルグクサ）・石窟庵（ソックラム）・南山（ナムサン）など新羅の代表的な文化遺産の前で大切な思い出をつくる予定だ。

シュレーダー夫婦が慶州を新婚旅行地に選んだ理由は、韓国画の大家パク・デソン画伯との縁が一役買った。２月、シュレーダー元首相はソウルで開かれたパク画伯の個人展を観覧していたところ、絵に感動して現場で彼の作品を買った。当時の縁がこの夫婦を慶州ソルゴ美術館に、さらには千年古都・慶州に導いたと周りの関係者は伝えた。慶州ソルゴ美術館はパク画伯の作品が常設展示されている。

シュレーダー夫婦は慶州を回った後、この日午後、慶北安東（アンドン）の河回村（ハフェマウル）に旅行に出る計画だ。

第７代ドイツ連邦共和国首相を歴任したシュレーダー元首相は在任期間（１９９８～２００５年）にドイツの経済を回復させ、労働改革を成功させて注目を集めた人物だ。夫人のキムさんは国内外の大統領と政治家の通訳を担当して名を知らせた専門通訳者だ。

夫婦は先月２８日、ソウルで結婚式を挙げた。