文大統領の特使に会った金正恩委員長「非核化を確実に約束」

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が「朝鮮半島（韓半島）で武力衝突の危険と戦争の恐怖を完全になくし、この地域を核兵器も核脅威もない平和な地域にしようというのが我々の確固たるの立場であり自身の意志」と述べたと、朝鮮中央通信が６日報じた。

金委員長は前日、平壌（ピョンヤン）を訪問した文在寅（ムン・ジェイン）大統領の特使代表団と会談し、このように非核化の意志を繰り返し約束しながら、「朝鮮半島の非核化実現のために北と南がよりいっそう積極的に努力していこう」と話したと、朝鮮中央通信は伝えた。

文在寅（ムン・ジェイン）大統領の特別使節団の団長を務めた鄭義溶（チョン・ウィヨン）国家安保室長が５日、北朝鮮平壌（ピョンヤン）で金正恩（キム・ジョンウン）委員長に会い、文大統領の親書を伝えた。５人の対北朝鮮特使団は平壌に１１時間４０分ほど滞在し、南北首脳会談の日程、南北関係の進展、非核化などに関する協議を終え、午後にソウル空港に到着した。