三星ＬＣＤテレビ、再び世界トップへ

三星（サムスン）電子が今年第１四半期に、液晶表示ディスプイ（ＬＣＤ）テレビ世界市場の売上高・販売高などすべての部門でトップの座を奪還した。

ディスプレイ市場分析における最大手の調査・コンサルティング会社「ディスプレイリサーチ」が２３日に伝えたところによると、三星電子の今年第一四半期のシェアは、売上高ベースで１７．４％になり、ソニー（１７．１％）を抜いた。昨年第３四半期に初めてソニーを抜いて、ＬＣＤテレビ部門のトップになったが、第四半期には再びソニーが第１位になった。

販売高でも１６．２％のシェアを獲得し、ソニー（１１．９％）、シャープ（１１．８％）、フィリップス（１１．６％）、ＬＧ電子（８．１％）より優位に立った。ＬＣＤテレビとプラズマディスプレー（ＰＤＰ）テレビ、ブラウン管テレビなどテレビ市場全体では、売上高・販売高いずれも昨年に続きトップを維持した。三星電子はまた、売上高ベースのシェア（１５．８％）では５期連続のトップになった。

第２位のソニーのシェアは、昨年第４四半期１２．８％から今年第１四半期１１．８％へと下落。これによってソニーとの格差が１．７％から４％に広がった。一方、ＬＧ電子は売上高ベースのシェアが昨年第４四半期８．３％（第４位）から今年第１四半期９．３％へと増え、第３位になった。





朴玄英（パク・ヒョンヨン）記者