夏休みの高速道路渋滞ピーク　下りは８月３～４日

【世宗聯合ニュース】韓国国土交通部は２４日、今月２５日から８月１２日までの１９日間を夏休みシーズンの「特別交通対策期間」と定め、交通対策を実施すると発表した。首都圏から休暇先に出発する車は８月３～４日、首都圏に戻る車は同５日に最も多くなり、高速道路が特に混雑する見通しだ。

韓国交通研究院が最近５０００人を対象に行ったアンケート調査を基に夏休みシーズンの交通需要を分析した結果、対策期間の１９日間に延べ９１８０万人（１日平均４８３万人）が移動すると予測された。全国の高速道路を利用する車は延べ８７２２万台（１日平均４５９万台）で、前年同期比０．６％増加すると見込まれる。

　対策期間に夏休み客の６４．６％が集中し、特に２８日から８月３日にかけての７日間に移動需要の４０．８％が集中する見通しだ。

　交通研究院の調査で、国内の人気の休暇先は東海岸エリア（２９．２％）や南海岸エリア（１９．２％）だった。海外旅行予定地は東南アジア（２６．７％）との回答が最も多く、日本、中国と続いた。

　国土交通部は、高速バスや鉄道など公共交通機関の輸送力を増強して交通需要の増加に対応する方針だ。また、道路電光掲示板でリアルタイムの交通情報を提供し、迂回（うかい）路の利用を促すなどして交通量の分散を図る。