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日本漫画家のいがらし氏、韓国読者と会う…「若者よ、今そのままの姿でも大丈夫」

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『ぼのぼの』は本当に退屈な漫画だ。粟のように小さな目を持つラッコのぼのぼのは表情の変化がほとんどない。慌てる時にただ汗を流すだけで、よっぽどのことがない限り怒ることさえしない。劇的な事件があるわけでもない。「春はどこから来るのか」という質問のように、流れる雲をつかむように周りのすべてのものに好奇心を示す主人公ぼのぼのがその答えを探していく過程が主な話の流れだ。

このような漫画が30年以上にわたって愛されている。1986年、日本で連載が始まった直後から注目を浴び、本は今まで世界で1000万部以上売れた。韓国では95年にコミックスで初めて紹介され、その後はアニメーションで放映されるなど根強い人気を呼んだ。『ぼのぼの』の物語を中心に、自分の考えを綴ったキム・シンへ作家のエッセイ集『ぼのぼのみたいに暮らしてるって、いいですね』(Dasan Books)も、昨年の出版以降、すでに第20刷(14万2000余部以上)を数えた。

この退屈な漫画がこのように愛されている理由が何か。先週、サイン会のために訪韓した漫画家いがらしみきお氏(63)とソウル合井洞(ハプチョンドン)で会い、このような質問からぶつけてみた。すると、いがらし氏は「ほとんどの漫画の主人公が『自己否定』を通じて成長する話を描いている。ところがぼのぼのはそうではない。それが読者に気に入ってもらえたのではないかと思う」と言った。漫画『ぼのぼの』は「今のあるがままの姿でいいよ」とずっと語りかけてくれる。「歌手になりたい」と歌うぼのぼののシマリスの友達「シマリスくん」(韓国では「ポロリ」)に、アライグマの友達アライグマくん(韓国では「ノブリ」)はこのように言う。「オレにはなりたいものがこれといってない。オレはオレだ。お前は今の自分に対する不満のせいで何かになりたいんだ」。

『ぼのぼの』は33年間にわたって連載中だ。4コマ、8コマ漫画をまとめて120ページほどのコミックスとしてまとめられ、1986年から始まり現在は42巻まで出ている。韓国では20巻まで出版されている。いがらし氏は「30年以上も続くとは思わなかった。私自身が退屈しないようにするために、自分の周りの話を多く取り入れてきたが、いつのまにか自伝的な漫画になっている感じがする」と話した。また「連載開始当時、私も30代だったが、当時の若者に『もう少し単純に考えて生きればどうだろうか』と提案したかった」と話した。『ぼのぼの』という題名は、温もりを意味する日本語「ほのぼの」から取ってきた。いがらし氏は「ほのぼのという時に点をつければぼのぼのになる」とし「気楽な漫画になるよう願う気持ちで、すでにある単語に点だけつけて身近に感じられるようにした」と話した。

『ぼのぼの』のまたの名は「おとなのための童話」だ。好奇心旺盛なぼのぼのがたくさんの質問をして友達を困らせるが、その過程でいきかう対話は一筋縄ではいかない。ある日、ぼのぼのが尋ねる。「どうして楽しいことは終わるの?」。森で一番賢いスナドリネコさん(韓国では「ヤオンイ兄」)は答える。「お日様が沈んで夜が来て、またお日様が浮かんで朝が来るように、悲しいことや苦しいことが終わるために楽しいことが終わるんだよ」。

いがらし氏は「私が見聞きして体験した人生から台詞が自然に出てくる」とし「私は特に『命をかけない』というヒグマの大将の話が一番好きだ」と話した。森のリーダー的な存在だったヒグマの大将は命がけて飛びかかろうとするスナドリネコさんに「私が負けた」と言って、このように言う。「生きていく生物はただ生きていくことがすべて。ところが誰かがある目的のために命をかけ始めれば、我々は本当に目的もなく生きていくバカな動物になる」。いがらし氏は「必死に何かをするというのは誰かとの調和を害する行為」とし「ただ自然に生きていく、それだけ」と話した。

いがらし氏は読者に特に1巻第1話を推薦した。「『ぼのぼの』の物語がすべて詰まっている」と言った。内容はこうだ。海の上で生活するぼのぼのがただ流れる水に身を任せている。そうするうちに水の中にある柱に体がひっかかる。ぼのぼのはあえて動かない。ただ柱にひっかかって体が方向転換し、ある瞬間にまた水の流れに乗って流れる。いがらし氏は「韓国や日本、中国のすべての若者にとって厳しい時期だ。社会は若者に何かしてほしいと願いながらも彼らを大切に思わない」とし「若者はとてもつらい思いをしているが、大層な夢や成長、発展がなくても、そのままでもいいということをぼのぼのが示してくれている」と言った。

「今あるのも遠からずなくなります。そして遠からずなくなることも今ここにあったりもします。これといった答えというものは、もともとないのかもしれません。じたばた悩まずに、ただ流れでみるのはどうでしょう。流れているけれども、それが結局集まって意味を作り出すでしょう」。いがらし氏が残した言葉だ。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2018年06月21日 14:55
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