俳優キム・ジュヒョクさんの死因、ドローン・３Ｄスキャナ動員して現場検証

１０月３０日に交通事故で亡くなった俳優の故キム・ジュヒョクさんの事故に対する現場検証が行われた。

韓国警察と道路交通公団は交通事故で死亡したキム・ジュヒョクさんの事故当時の状況を再現するための合同現場検証を１５日に実施した。

検証チームはキムさんが当時乗車・運転していたメルセデスベンツＧクラスがグレンジャーとの接触事故の後に急に突進して歩道に乗り上げた現場で、縁石と車両がぶつかった地点を表示し、写真撮影を行った。また、歩道に乗り上げた車両がアパートまで残したタイヤの跡なども各車輪別に区分して表示した。これを通じて検証チームは距離測定器を動員し、車両の移動距離などを詳しく実測した。

この日の現場検証には３Ｄスキャナやドローンなどの装備も投入された。３Ｄスキャナを通じて事故地点を３次元で再構成し、該当区間の車両運行を統制してドローンで映像や写真を撮影した。これを基にキムさんの車両の以外の他車のブラックボックス映像をつなぎ合わせて、検証チームは事故当時の状況をデジタルで再現していく方針だ。