韓国旅行「コネスト」 家計負債の急増に歯止め 複数住宅所有者への融資規制強化。韓国の経済ニュース
KONEST

家計負債の急増に歯止め 複数住宅所有者への融資規制強化

お気に入りに追加 (登録者 : 0人)  印刷する
【ソウル聯合ニュース】韓国の企画財政部と国土交通部、金融委員会は24日、複数住宅所有者に対する融資規制の強化などを盛り込んだ家計負債総合対策を発表した。

韓国の家計負債は6月末現在1388兆ウォン(約139兆6000億円)で、今年も2015年、16年と同じく2桁の増加率を記録し、年末には1450兆ウォンを超えると見込まれている。政府は対策を通じ、家計負債の増加率を過去10年(2005~14年)の年平均増加率である8.2%以内に抑えることを目指す。

 企画財政部の李燦雨(イ・チャンウ)次官補は、複数住宅所有者への融資規制が一段と強化され、不動産市場で投機的需要を抑制する効果があると説明した。

 対策によると、政府は年所得に対する負債の年間返済額の割合である総返済負担率(DTI)の計算方式を来年から変更し、複数住宅所有者による追加の借り入れを実質的に不可能にする。

 従来のDTIは年間返済額について、新規住宅ローンの元利金と既存の住宅ローンなどの利子返済額のみを含めていたのに対し、新たな計算方式では既存の住宅ローンの元金も含める。また、複数住宅所有者の追加の借り入れについては返済期間を15年に制限する。住宅ローン1件の借り入れでDTIが平均30%を超えるため、首都圏で1件以上の住宅ローンを組んでいる人が追加で借り入れるのはほぼ不可能になる。

 政府が8月に発表した不動産対策により、住宅ローンを1件組んでいる世帯はソウルの江南区など11区と世宗市の「投機地域」では追加の借り入れができなくなっている。ソウルのほかの14区など「投機過熱地区」ではDTI30%、ソウル周辺の「調整対象地域」では40%、そのほかの首都圏では50%の適用を受ける。

 さらに来年下半期から、住宅ローンを含む全ての負債の元利金返済額を所得で割った指標を基準に融資額を算定することになる見通しで、借り入れがますます難しくなる見込みだ。

 政府はこのほか、家計負債増加の主犯となっているマンション購入者に対する「集団融資」の増加抑制にも努める。

 融資を絞る一方で、返済能力の劣る低所得世帯には滞納による遅延利息を引き下げるなどして支援する。
COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS  2017年10月24日 15:54
コネスト予約センターコネスト予約センターコネスト予約センター
・営業時間 9:30~18:00(月~土)
・休業日  日曜日・1月1日
道路名住所」とは?
2014年から施行された新しい韓国の住所表記法です。 → 詳細
ログイン 予約の確認
無料会員登録
コネスト会員になるとより韓国が近くなる!
レート・両替・物価 韓国の天気 カレンダー 翻訳
注目のニュース
尹大統領 来韓ルーマニア大統領会談
ユン・ボミ 作曲家と交際7年
北朝鮮ハッカー集団 防衛産業を攻撃
モデルSHIHOトップモデルの品格
韓国カフェ「HOLLYS」日本進出
緊急警察官 オートロック開錠可能に
韓国人女性が機内で暴れて緊急着陸
サッカー 韓国が日本破り8強へ
スターPDが「HYBE批判」
「アナザースカイ」花村想太 編
週間アクセスランキング
韓国・ソウル駅で列車の衝突事故
24.04.18
日本人に人気の明洞屋台グルメは?
24.04.17
「アナザースカイ」花村想太 編
24.04.22
日本の地震に韓国でも届出140件
24.04.18
日女性バンド 初の単独韓国公演
24.04.20
COPYRIGHT ⓒ 2024 韓国旅行情報「コネスト」 All rights reserved.
今日見た記事
注目の記事
[ 閉じる▲ ]
[ 固定解除 ]