妊婦の診療費20万ウォン支給…12月から

今年１２月から妊婦は超音波検査など産前診察にかかる費用２０万ウォン（約２万円）が国から支給される。

保健福祉家族部は２７日、すべての妊婦に産前の検診にかかる診療費（２０万ウォン）をチェックカード形式のｅ−バウチャー（電子カードタイプのサービス利用券）で提供することにした、と発表した。

保健福祉家族部によると、妊婦は分娩前の診療に１人当り平均７０万ウォンを支払っていることが明らかになった。このうち保険支給額を差し引いた本人の負担額は４９万ウォンだった。

支給を望む妊婦は産婦人科で妊娠を確認し、地域健康保険公団にカード発給の申請手続きを行う。ｅ−バウチャーは出産前に産婦人科で診療費の支払い時に使用できる（４万ウォン／５回）。超音波検査や羊水検査など希望する診療の項目は自ら選ぶことができる。