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「ビール韓流」を夢見る手作りビール

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韓国の手作りビール会社が海外市場に目を向けている。

6日、業界によると、手作りビール会社「プラチナ(Platinum)」は今月、中国市場に進出する。ホワイトエールとペールエール2つを缶ビールで輸出する。中国のECモール「京東」を通じてオンライン販売をし、山東地方ではオフラインでも販売する予定だ。その間、ケグ(生ビールキット)でしかビールを生産しなかったプラチナは輸出に備えて4月忠北曽坪(チュンブク・チュンピョン)に缶生産が可能な新工場を完工した。

プラチナ関係者は「中国をはじめ、日本、台湾など11カ国への輸出を推進中」としながら「すでに世界主要大会で受賞するほどグローバル競争力がある製品であるため、海外市場で良い反応を期待している」と話した。

ベルギー工場などで手作りビールを生産して韓国に流通している手作りビール会社「ザ・ブース(The Booth)」も米国とアジア地域の輸出に向けて流通パートナーを探している。

小規模のビールメーカー(醸造場の規模5~75キロリットル)は来年からコンビニでの流通が可能になることを契機に「規模の経済」に向けて輸出を準備中だ。2014年に海外輸出を始めた後、暫定中断した「カブル」が代表的だ。カブルは日本、米国、中国、東南アジアなどに輸出するための市場調査を進めており、来年4月に完工する第3工場で瓶と缶ビールの生産を始める予定だ。

この会社は2014年、香港にバイツェン、ゴールデンエール、ピルスナーなどを、2016年米国にモザイクIPA、アメリカンペールエールなどを輸出したが、ケグの限界のために輸出を中断した。生ビールは冷蔵流通・保管を必要とし、品質維持期間が3カ月で短いが、瓶と缶ビールの形態で生産すれば約1年程度味を維持することができる。

ビール業界関係者は「小規模のビールメーカーは小売店に製品をどれほど販売することができるか分からないため、輸出を同時に推進して収益性を確保しなければならない」として「カブルだけでなく、多くの小規模メーカーが輸出のために物流投資などを準備していると承知している」と話した。

韓国におけるビール市場の競争が激しくなっているのも手作りビール会社が海外市場に目を向ける背景だ。各種規制緩和で手作りビール市場への参入障壁が低くなり、需要より供給が急速に増加している。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2017年09月07日 14:07
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