ＫＢＳ理事会、新社長候補者は公募通じ独自に決定

【ソウル１４日聯合】ＫＢＳ（韓国放送公社）理事会は１３日、新社長の選任手順について、候補者を理事会内外からの推薦を通じ公募し、書類審査と面接を経て最終候補者１人を決定した上で任命要請することを決めた。同日に臨時理事会を開いた後、報道資料を通じ明らかにした。新社長の任命要請には社内の多様な意見と世論を反映させるとし、一切の外部関与や干渉を排除し独立的に選定する原則を守ることを決議した。候補者公募に関する具体的な内容はＫＢＳのウェブサイトを通じ１４日に公告する。
　鄭淵珠（チョン・ヨンジュ）前社長の解任後、初めて招集されたこの日の臨時理事会は、理事会開催を阻止しようとするＫＢＳ職員らの座り込みを避け、会場を急きょ変更して行われた。出席したのは１１人の理事のうち、鄭前社長の解任要請案を通過させた６人を含む７人。解任に反対した４人は急な理事会開催場所の変更に反発し欠席しており、今回の会議結果をめぐり論議が起こるものと予想される。