「崔順実被告、青瓦台の業務が多くて苦しかったと供述」

崔順実（チェ・スンシル）被告が検察の取り調べで「青瓦台（チョンワデ、大統領府）の業務がとても多くて苦しかった」と話したことが分かった。

１１日、韓国メディアのテレビ朝鮮によると、崔被告は検察の取り調べで「山積した青瓦台の業務が多くて負担になり、苦しかった」と述べた。また「２～３年前からはドイツに移住しようと準備もしていたが、大統領がずっと私を必要とするようでそのまま離れずにいた」ともした。

崔被告は「大統領が重要な決定に先立ち、私に意見を聞きたがっていた」とし、青瓦台の業務に介入することになった背景も説明したことが分かった。

これは朴槿恵（パク・クネ）前大統領の主張と相反する。朴前大統領は昨年１０月２５日、第１回対国民談話で「一部の資料について（崔被告に）意見を聞いたことはあるが、青瓦台の補佐体系が完備した後にはしなかった」と説明したことがある。