韓国旅行「コネスト」 北東アジア初の複合リゾートがオープン…韓国の観光産業のパラダイム変える。韓国の経済ニュース
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北東アジア初の複合リゾートがオープン…韓国の観光産業のパラダイム変える

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1兆3000億ウォンを投資してホテル、コンベンション、カジノ、プラザ(ショッピング・イベント)、スパなどを結合した「パラダイスシティ」が来月仁川(インチョン)国際空港国際業務団地にオープンする。パラダイスグループのチョン・フィリップ会長は、「北東アジア初めての複合リゾートで韓国の観光産業のパラダイムを変える」と意気込みを見せた。仁川国際空港からリニアモーターカーで5分、徒歩で15分の距離にあるパラダイスシティの敷地規模は33万平方メートルで、サッカーコート46倍の大きさだ。地下2階、地上10階建ての建物に711室の6つ星級ホテル、韓国最大規模の外国人専用カジノ、1600人まで収容できるコンベンションが1段階として入る。プラザ、スパ、クラブなどは来年上半期の2段階オープン時に営業を開始する。

4月20日の1段階オープン記念式を控えチョン会長は2月中旬から本社があるソウル・奨忠洞(チャンチュンドン)ではなく永宗島(ヨンジョンド)に出勤している。毎日5~6時間滞在して各種施設やサービスをチェックする。特に16日にはスマートフォンでホテルの一般客室であるデラックスルームを直接予約して一夜を過ごした。チョン会長がこのように神経を尖らせているのは、パラダイスシティがグループの大役事であるためだけではない。中国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備への報復で中国人団体観光客が急減した上にアジアでカジノ戦争が広がっているためだ。日本政府がカジノ解禁法を積極的に推進しているなかでMGMやサンズをはじめとするカジノ恐竜がマカオやフィリピン、ベトナムなどへの投資を増やしている。

17日午後にパラダイスシティで会ったチョン会長は「危機感が大きいのは事実」としながらも、「パラダイスシティオープンで韓国の観光産業だけでなくパラダイスの競争力がさらに強化されるだろう」と自信を示した。彼は「45年にわたりホテル、カジノ、レジャー事業を展開してきたパラダイスグループのすべての能力が町内のスーパー水準からショッピングモール級に大きくなる」と話した。パラダイスシティに直接的な影響を及ぼす日本の複合リゾートオープンもまだ先のことだ。カジノ解禁法が順調に通過しても日本の複合リゾートは2022年ごろにオープンする見通しだ。一般大衆が多く訪れるプラザ、スパ、クラブなどは来年の2段階オープン時に開業するのでTHAADの直撃弾を避けることができる。

チョン会長はパラダイスシティの立地条件も格別だと説明する。彼は「北東アジアの主要都市だけでなく首都圏からも近く、海外旅行客やトランジット客だけでなく韓国人も容易に立ち寄れる」と話した。韓流5.0基盤のアートテインメント(Art+Entertainment)のコンセプトも差別化ポイントに挙げた。韓流5.0はチョン会長がパラダイスシティ開発のコンセプトをめぐり悩んでいる時に会ったシーザーズ・エンターテインメントのゲイリー・ラブマン最高経営責任者(CEO)の助言にヒントを得たものだ。当時ラブマンCEOは「韓流があるのに何を心配するのか」と話した。ただの韓流なら飽きられないだろうか。チョン会長はスタッフと額を突き合わせ新しい概念の韓流を考案し、これをここに適用した。彼は韓流1.0がドラマ、2.0がK-POP、3.0がKムービーとKビューティー、4.0がKライフスタイル中心なら、5.0バージョンは東洋と西洋の文化と価値を融合して世界の人が楽しめるKスタイルが核心だと定義した。

通常の複合リゾートと独特な芸術的要素もここの自慢だ。世界の産業デザイン界の巨匠であるアレッサンドロ・メンディーニとコラボした「パラダイスプルースト」をはじめ、ダミアン・ハースト、草間彌生、イ・ガンソ、オ・スファンら内外の有名作家の作品100点ほどを含め2700点に上る芸術品をここで見ることができる。米バークレー大学で音楽を、弘益(ホンイク)大学国際デザイン専門大学院(IDAS)でデザインを専攻し、世界各地を旅行し多様な経験を積んだチョン会長のルネッサンス的感性から始まった結果だ。

悪材と変数が多いパラダイスシティの見通しはどうだろうか。モルガン・スタンレーは先月23日に報告書でパラダイスシティが今年4200億ウォンの売り上げを出すと分析した。昨年パラダイスグループ全体の売上額は1兆610億ウォンだった。チョン会長は「オープン記念式前後に海外から顧客が多く訪れる予定。その後3~4カ月程度の営業状況を見ればパラダイスシティの成長性を推測できるだろう」と予想した。

韓国カジノ業界の先駆者である田楽園(チョン・ラクウォン)会長の長男である彼は1992年のグループ入社後、企画・財務などを経験し2005年に会長に就任した。その後2011年に未来新事業として複合リゾート建設を本格推進した。彼は自身のカカオトークのホーム画面に「Destination Creator(特別な空間のプランナー)」と書いた。パラダイスシティのような複合リゾートを内外の旅行客の最終目的地にするという意志を込めた。第2、第3のパラダイスシティを作るという彼の抱負が来月初めての試験台に上がる。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2017年03月23日 13:05
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