「独島死守」日本大使館前でキャンドル集会

【ソウル１５日聯合】日本政府が中学校の新学習指導要領解説書で独島領有権を主張した事実が伝えられた１４日夜、ソウル市鍾路区の駐韓日本大使館前では日本を糾弾するキャンドル集会が開かれた。
　　午後７時ごろから日本大使館前にはインターネット上の団体「アンチ李明博（イ・ミョンバク）カフェ」や「民族反逆者処断協会」などに所属する市民ら５０人余りが集まり、旗を掲げ独島関連の記述をなくすよう日本側に求めた。ソウル・清渓広場で開かれたキャンドル集会に参加した市民約１００人も、午後９時ごろに大使館前のデモ隊に合流した。

　警察は戦闘警察バスで大使館前にバリケードを築き市民らが近づけないようにしたが、デモ隊はこれに強く抗議し「独島はわれわれの土地」「アリラン」などの歌を合唱し、「独島死守、対馬返還」「李明博退陣」などと叫んだ。戦闘警察隊ともみ合いになり、「韓国の警察が日本を守るとは恥ずかしくないのか」と声高に抗議したり、卵１００個余りを日本大使館に投げつける参加者もいた。

　日本中学校の新学習指導要領解説書の改訂版は、「わが国（日本）と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違があることなどにも触れ、北方領土と同様にわが国の領土・領域について理解を深めさせることも必要である」としている。