ハンナラ党の新任代表に朴ヒ太前議員

朴ヒ太（パク・ヒテ、７０、ヒは「火」ヘンに「喜」）前国会副議長が３日、与党ハンナラ党の新しい代表（任期２年）に選出された。

朴新代表はソウル松坡区芳夷洞（ソンパク・パンイドン）オリンピック公園・体操競技場で開かれた党大会で、計６１２９票（２９．７％、現場での代議員投票と世論調査の結果をまとめた得票数）を獲得し、５２８７票（２５．６％）の鄭夢準（チョン・モンジュン、５７）候補を抜いた。

朴代表は現場の代議員投票で４２６４票を獲得、２３９１票の鄭候補を大きくリードした。一般の人々を対象にした世論調査では鄭候補が４６．８％（２８９５票）で朴代表（３０．１％、１８６５票）をリードしたものの、現場投票の差を克服できなかった。

ハンナラ党大会は、現場投票結果の７割と世論調査の結果３割を合計し、最終の結果を算出した。

朴代表は当選が確定した後の演説で「現政府と政界が国民の信頼を喪失したのが現在の混乱と危機の原因」とし「さらに姿勢を低く構え、謙虚な気持ちで国民にアプローチし、信頼を回復したい」と述べた。続いて「今、強調したいことは党内には和合を、国民には信頼を築き上げること」と強調した。

党大会に出席した李明博（イ・ミョンバク）大統領は祝辞で「必ず、大統領の職務と政権運営を成功させるという決意を皆さんの前でもう一度申し上げたい。それが皆さんへの恩返しだと思っている」と話した。

ハンナラ党はこの日、朴代表とともに党の再起に取り組む最高委員に鄭夢準・許泰烈（ホ・テヨル、３２８４票）、孔星鎮（コン・ソンジン、２５８９票）、朴順子（パク・スンジャ、８９１票）議員らを選出した。