少女時代のテヨン、韓国最高のソロアーティストに

少女時代のテヨンが今年最高のソロアーティストとなった。２２日、音楽配信サービスの「ジニー」２０１６年間チャート（２０１６．１．１－１２．２０）によると、２０１６年ＴＯＰ１００に入ったアイドルグループのソロアーティストはテヨン、ＺＩＣＯ（ジコ）、チョン・ウンジ、パクキョンだった。アイドルグループ出身のソロ歌手は前年より２６％減少した１２１曲を発売した。

この中で最高のソロアーティストに選ばれたテヨンは合わせて５曲がジニーの年間チャート１００位入りを果たした。『Ｒａｉｎ』（２８位）、『Ｉ』（４８位）、『Ｗｈｙ』（６５位）、『済州島（チェジュド）の青い夜』（８８位）、『１１：１１』（９５位）だった。

テヨンは今年、ＯＳＴ（オリジナル・サウンドトラック）とＣＭソングを含め、計５枚のアルバムをリリースし、誰よりも忙しい一年を送った。昨年１０月に初のソロアルバムのタイトル曲『Ｉ』を通じてソロデビューに成功したことに続き、２月には『Ｒａｉｎ』、４月には『済州島の青い夜』、６月には『ｗｈｙ』、１１月には『１１：１１』をヒットさせた。

２位は、Ｂｌｏｃｋ　Ｂ（ブロックビー）のＺＩＣＯが選ばれた。ＺＩＣＯはジニーの２０１６年間チャート１００位圏に『Ｉ　ａｍ　ｙｏｕ，　ｙｏｕ　ａｒｅ　ｍｅ』（７位）、『Ｂｏｙｓ　Ａｎｄ　Ｇｉｒｌｓ』（２２位）、『Ｅｕｒｅｋａ』（７８位）、『Ｉｔ　ｗａｓ　ｌｏｖｅ』（９１位）で計４曲がランクインした。特に、今年１月に発売した『Ｉ　ａｍ　ｙｏｕ，　ｙｏｕ　ａｒｅ　ｍｅ』と『Ｉｔ　ｗａｓ　ｌｏｖｅ』は、これまで見せてきた強いヒップホップと異なる感性的なスタイルに挑戦した曲で、ＺＩＣＯの新しい発見と評価された曲でここ１年間ネットユーザーから愛されてきた。

次いで、Ａｐｉｎｋ（エーピンク）のメンバー、チョン・ウンジが今年４月に発表した初のソロアルバム『Ｄｒｅａｍ』のタイトル曲『ハヌルパラギ（Ｈｏｐｅｆｕｌｌｙ　Ｓｋｙ）』もジニー２０１６年間チャートで１７位入りした。チョン・ウンジはデビュー後、様々なコラボと放送活動、ＯＳＴ曲などで歌唱力を認められてきた。その後、初のソロアルバム『ハヌルパラギ』まで成功させ、ソロ歌手として限りない可能性を証明した。１７位にラインクインした『ハヌルパラギ』は、チョン・ウンジが自身の父親のために直接作曲した曲で、チョン・ウンジ特有の暖かい音色が目立つ曲だ。

最後に、Ｂｌｏｃｋ　Ｂのパクキョンが今年一年間、際立つ活躍を見せた。パクキョンは、２枚目のシングルアルバムのタイトル曲『自責の念（Ｆｅａｔ．ウナ）』がジニーの２０１６年間チャートで３３位に上った。『自責の念』は今年５月に発表した曲で、パクキョンが作詞作曲はもちろん、プロデューシングまで引き受けて話題になった曲だ。これに先立ち、パクキョンは昨年９月に発表した初のシングル『普通恋愛（Ｆｅａｔ．パク・ボラム）』でジニーの２０１５年間チャート６５位に上り、ソロ歌手としての可能性を確認させた。その後、２枚目シングル『自責の念』で連続ヒットを飛ばし、１９日に３枚目のシングル『ＯｇｅｕｌＯｇｅｕｌ』まで発表することでパクキョンならではの「恋愛曲」のスタイルを完成している。

ジニーの関係者は「アイドルグループのメンバーがソロ活動を通じてグループが持つ色から脱して自分ならではのスタイルを発揮できる音楽を追求している」とし、「アイドルグループ出身の人気ソロ曲の年間チャート１００位入りは、前年より１７５％増え、アイドルグループ出身のソロアーティストによる音楽活動がネットユーザーから好評を得ている」と話した。