全北、平壌にインスタントラーメン工場を建設

全羅北道（チョンラプクド）は１日「北朝鮮から、平壌市万景台（ピョンヤンシ・マンギョンデ）区域の食品加工団地内にインスタントラーメンの工場を建設してほしいという提案があった」と明らかにした。

これを受け、公務員と市民団体の関係者ら約２０人からなる全羅北道・南北（韓国・北朝鮮）交流協力委員会は最近、北朝鮮と「ラーメン工場建設に対する合意書」を締結する方針を決めた。

同事業には総額２０億ウォン（約２億円）が投入される。道と１４の市・郡が１０億ウォンを支出し、市民団体「民族がひとつになるための運動本部」が１０億ウォンを負担する計画だ。工事は来月に開始し、来年４月の完工を目指す。ラーメンの生産は１日５万個で、大半を北朝鮮の低所得層に安価で提供する予定だ。

キム・スンス全北道対外協力局長は「ラーメン工場や商品名に全羅北道のイメージを生かす名前を使う案を協議する計画だ」とし「具体的な内容は今月１６日に北朝鮮側の関係者と会って確定する」と話している。