牛肉戦争２カ月目…国政オールストップ（２）

●国会停滞、民生法案処理できず庶民に打撃

第１８代国会は植物状態だ。国会法の通りならば、６月５日に新しい議長団を選んで開会しなければならなかったが、与野党は開院の交渉すらできずにいる。４月９日の総選挙直後から計算すれば２カ月近く立法府の空白が続いている。

党と政府が１日から実施する予定だった「原油高・国民生活総合策」が代表的だ。国会が関連法律を改正し、補正予算を編成しなければならないが、いつになったらできるのか分からない。

第１７代国会で与野党が合意しておいたにもかかわらず処理できなかった法案もおよそ２０にのぼる。１８日に満了する国連レバノン暫定軍（ＵＮＩＦＩＬ）の派兵期限も国会を開いてこそ延長が可能だ。

韓米自由貿易協定（ＦＴＡ）批准同意案も休眠状態だ。いずれも国益に直接つながるものだが、やむなく国会の開院を待たされている。