韓国最大級のデザイン産業展示会が開幕　13日まで

【ソウル聯合ニュース】韓国最大級のデザイン産業の展示会「デザインコリア２０１６」が９日、ソウル近郊の国際展示場、ＫＩＮＴＥＸ（京畿道・高陽）で開幕した。１３日まで。

　「デザインコリア、アジアを越えて」をテーマに、テーマ別の展示館が設置され、輸出相談会なども行われる。

　テーマ別の展示館ではホーム・リビング、家具・インテリア、衣類・ファッション、レジャー・健康、文具・玩具の５テーマを中心に、より良い生活を提供するためのデザインの役割を提示した。

　韓国内で高く評価された商品や韓国文化を用いたキャラクター商品、ドイツやオーストラリアなど海外でデザイン賞を受賞した作品も披露された。

　輸出相談会には中国、欧州、東南アジア、米国など１８カ国・地域のバイヤー約２００社と韓国企業３１７社が参加する。

　産業通商資源部は１３日までに８００億ウォン（約７８億円）以上の契約が結ばれると予想している。昨年は海外から４３社、国内から２０６社が参加し、５８９億ウォン規模の仮契約が会場で結ばれた。　

　同展示会を前後して韓国各地では多様なデザインイベントが開催される。政府は来月まで、「２０１６デザインウイークイン大邸」（１１月１６～２０日）、「２０１６光州デザインウイーク｣（１１月８日～１２月１０日）、「釜山デザインマーケット」（～１１月２５日）、「２０１６ソウルデザインフェスティバル」（１２月７～１１日）など、全国の主なデザインイベントと連携し、デザインコリア２０１６を進める。

　同部関係者は「今回のイベントは韓国のデザインの優秀さ世界に広め、デザイン韓流を拡散させる契機になるだろう」と期待を寄せた。