【写真】韓国・釜山夜市場の“新米”脱北夫婦「旧盆の願いは…」

今年１月にそろって韓国に入国し結婚までした「新米脱北夫婦」のイ・グァンさん（２８）とハン・ソンヒさん（３１）。夫婦は釜山（プサン）の名物富平（プピョン）・カントン夜市場の中で北朝鮮料理の豆腐ご飯とイカスンデを売っている。

「市場の生活は周辺の商人たちと親しくなることが先」というハンさんのおかげで彼ら夫婦を知らないカントン夜市場の商人は今やほとんどいない。今年７月に初めて商売を始めた時は苦戦をまぬがれなかったが今では一日の売り上げが数十万ウォン台だ。

スタートは小さな屋台だったが夫婦は夢を育てつつある。屋台の次はフードトラック、その後は立派北朝鮮料理専門の飲食店を構えることが夫婦一緒に育てている夢だ。それで秋夕（チュソク、韓国のお盆）も休まない予定だ。