韓国の７月の航空旅客、昨年比43.2％増…歴代最高

韓国の７月の航空旅客が昨年同月比４３．２％増となる９５０万人を記録した。

韓国国土交通部は２日、ことし７月の航空旅客が昨年同月に比べて国際旅客は５４．４％、国内旅客は２１．８％増加し、航空貨物は１５．２％増加したと明らかにした。

同部関係者は「最近、旅客急増の流れが休暇シーズンと重なり最も多い旅客が往来した」とし「国際線と国内線旅客もそれぞれ月別歴代最高値を記録した」と伝えた。

国際線旅客は６月に続き、▲中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）の基底効果▲中国など外国人観光客の増加▲夏季シーズンの影響による内国人海外旅行需要増加－－などで６７３万人を記録した。

国内線旅客は▲夏休みおよび休暇シーズンによる旅行需要の増加▲昨年ＭＥＲＳ基底効果－－などで２７８万人を記録した。

国土交通部は国際線の燃料サーチャージの無料化やウォン高による海外旅行費用の割安感効果、短距離海外旅行の堅調な需要増加による格安航空会社の成長などで航空旅客の成長は持続すると見込んでいる。ただし、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の金利政策の方向や中国および日本の経済成長の鈍化、周辺国との関係など不確実性が存在すると明らかにした。