元「ソテジワアイドゥル」のイ・ジュノさん、セクハラ容疑否定　「判断は警察がすること」

かつて韓国で一世を風びしたグループ「ソテジワアイドゥル」元メンバー、イ・ジュノさんがセクハラ容疑を否定した。

イ・ジュノさんは３０日３時、ソウル龍山（ヨンサン）警察署にソウル梨泰院（イテウォン）のクラブで２０代の女性２人に対してセクハラをした容疑で召喚された。イ・ジュノさんは２時５０分ごろ警察署に姿を見せた。セクハラ容疑で通報されてから約５日ぶりに登場したイ・ジュノさんは黒いスーツに銀色のネクタイ、イヤリングをしていた。イ・ジュノさんは取材ラインを無視して急いで警察署内に入り、現場にいた記者団を当惑させた。セクハラ容疑が持たれているイ・ジュノさんはなぜ女性安全ポスターの横から入ったのか、記者の目を引いた。

その後、イ・ジュノさんは１時間４０分間の警察調査を受けて出てきたあと、自身の立場を明らかにした。しかし逆告訴に関しては沈黙を守った。

これに先立ち、被害女性らは警察の調査で「クラブで踊っていたら酒に酔ったイ・ジュノさんが近づいてきて『どこから来たの』と話しかけてきた。その後、イ・ジュノさんから離れようとすると突然後ろから抱きしめて胸を触った」という内容の陳述をしたことが伝えられた。警察は被害女性の陳述と目撃者の陳述を確保し、クラブ内の防犯カメラの映像分析を終えた状態だ。

以下、イ・ジュノさんの一問一答。

－－容疑を認めるか。

「認めない。最近、厳しい状況で良くない状況に再び巻き込まれて申し訳ない。私も家族も苦痛を受けている。このように申し上げるのは、報道の過程において、もう少し完ぺきに確認された状況で報道されたらと願うためだ」

－－クラブのオーナーを殴ったという報道もあったが。

「クラブのオーナーを殴ったという事実は明らかな誤報だ」

－－被害女性に言いたいことは。

「まだ捜査が最後まで行われていないためマスコミに性急にお話するのは難しい。この事項に対して告訴者の立場もある。私は誠実に調査を受けた。その判断は警察がするだろう」

－－家族反応は。

「このことによって家族が非常に苦痛を受けている。告訴する過程で完ぺきに確認された事実を報道してほしい。マスコミで確認されない事実が報じられたため妻が非常に苦しんでいる。最近、妻と三人目の子供の話が度々出てくるが、生まれてこなかった子供の話までもが度々報じられている。妻は当時、苦しい時期を経験をしていたが、最近になってまた苦しんでいる。当時流産したが、マスコミで三人目の子供がいることを無神経に報じている。自制してほしい」

－－追加で言いたいことは。

「良くないことでここに立つことになり申し訳ない。今回のことを通じて家族が非常に苦しんでいる。家族が辛い時間を過ごしているので推測性の記事は自制していただきたい」