＜ゴルフ＞申智愛、韓日米欧で計45勝…韓国女子選手で最多勝

申智愛（シン・ジエ）が日本女子プロゴルフ（ＪＬＰＧＡ）ツアー「ニチレイレディス」で３連覇を達成した。父親の誕生日に手にした優勝カップということで喜びは格別だった。

申智愛は１９日、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブで開かれた大会最終日に５バーディー、１ボギーで４アンダーをマークした。通算１２アンダーで２位の勝みなみを３打差で突き放して逆転優勝に成功した。

２打差３位で出発した申智愛は前半２本のバーディを奪って１位タイに浮上した。後半もバーディー３本とボギー１本を追加した。前日トップだった勝みなみは逆に１打を失い、２位に沈んだ。同大会で、申智愛は２０１４年と２０１５年に続き再び優勝カップを手にした。今回の優勝で、ＪＬＰＧＡツアーで行われた大会３連覇を達成した３人目の選手となった。ローラ・デービース（英国）が３連覇、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が５連覇の記録を保有している。

また、優勝賞金１４４０万円を確保して李ボミ（イ・ボミ）を抜いて賞金ランキング１位に浮上した。特に、申智愛は今回の優勝で個人通算４５勝を記録した。国内ツアー２０勝、米国ツアー１１勝、日本で１４勝をあげた。通算では４５勝だが、日米が共同で主催している「ミズノクラシック」で２番回優勝したので実際は４３勝となる。ここに欧州ツアー２勝を加えると４５勝になる。

故・具玉姫（ク・オッキ）元韓国女子プロゴルフ協会長は３大ツアーで４４勝を記録した。

李ボミは通算８アンダーで３位に入った。李ボミは２０１０年の安宣柱（アン・ソンジュ）に続いて出場１０試合連続トップ５に入るツアータイ記録を出した。