SKマテリアルズとトリケミカル　韓国に合弁会社設立へ

【ソウル聯合ニュース】韓国のＳＫマテリアルズは１６日、トリケミカル研究所（本社・山梨県）と半導体向けに使用されるプリカーサーなどの生産、開発を行う合弁会社を韓国に設立すると発表した。

　プリカーサーは半導体や液晶パネル（ＬＣＤ）の製造に使用される素材で、年間７０００億ウォン（６４５億円）程度の市場規模がある。

　合併会社の名称は｢ＳＫ　ＴＲＩ　ＣＨＥＭ｣で、初期投資額は２００億ウォン程度。出資比率はＳＫマテリアルズが６５％、トリケミカルが３５％だ。　

　ＳＫマテリアルズ側は合併会社設立について、次世代製品を共同開発し、プリカーサー分野でも優れた技術力を保有することになるだろうと期待を示した。

　合併会社は６月に中部・世宗市の産業団地内に製造工場を建設し、来年初めから生産に入る予定だ。またトリケミカルの海外営業網を活用し、中国や日本、台湾などでの販売を拡大させる方針という。

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