免税店が入った新世界百貨店「明洞１０００万人観光客時代開く」

新世界百貨店本店が免税店を抱えて明洞（ミョンドン）外国人観光客１０００万人時代を開く。

新世界はソウル小公路（ソゴンノ）百貨店本店が４カ月間のリニューアル工事を終え、１３日に「グローバル観光ランドマーク」として新しくオープンすると１２日、明らかにした。

今回のリニューアルで、新世界百貨店本店は５階の免税店のほか、外国人観光客が好む最新ブランド、外国人統合サービスセンターなどを準備した。業界初の外国人ＶＩＰラウンジ、パーソナルショッパールームを設置し、中国現地旅行・金融・流通会社と提携して中国人観光客を誘致する予定だ。

外国人観光客に人気の最新ブランドも拡大した。韓流を代表する化粧品ブランドの雪花秀、ＨＥＲＡ、アモーレパシフィックを一カ所に集めて配置し、ジェントルモンスター、イヴ・サンローラン・ボーテなど韓流ドラマで有名になった新規ブランドをそろえた。ＭＩＳＳＨＡ、ＭｃＧＩＮＮ、ＺＯＯＣ、プラスティックアイランドなど中国人女性観光客が好む国内女性ファッションブランドも新館４階にオープンする。

新世界はこのような多様なサービスとＭＤ（商品企画）、プロモーションを前に出し、外国人観光客に対する売上高比率を２０％以上高める方針だ。また南大門市場の韓流グルメ路地とナイト市場の育成を通じて、昨年ＭＥＲＳ（中東呼吸器症候群）の影響で停滞した明洞外国人観光客１０００万人時代を操り上げるという目標を設置した。

張宰栄（チャン・ジェヨン）新世界百貨店社長は「新世界のデパートに免税店が入り、明洞海外観光客１０００万人時代開幕の中心の役割を担うことになった」とし「新しい免税店コンテンツとデパートの多様なブランド、南大門伝統市場など、都心観光資源を通じてソウルが世界的な観光都市と競争するのに寄与したい」と述べた。