ソウル市民の晩婚化進む…初婚年齢は男性33歳・女性30.8歳

ソウルに住む男女の初婚年齢は男性が３３歳、女性が３０．８歳と双方ともに３０歳を越えたことが分かった。また、初婚夫婦の中で夫が妻より年上である男性年上夫婦が６８．８％で最も多く、このうち３～５歳の年齢差が２８．３％で最も多かった。

ソウル市が２５日に発表した「２０１５年　ソウル市婚姻・離婚統計」によると、昨年ソウル市に届け出られた婚姻数は６万４１９３件で、前年比１％にあたる６３０件の減少となったことが分かった。人口１０００人あたりの婚姻件数が分かる「組婚姻率」は６．５件で、昨年も２０１４年と比べて横ばいだった。

男性の場合、全体婚姻のうち初婚が５万７１８９人（８９．１％）、再婚が６９９７人（１０．９％）だった。前年に比べて初婚は０．６％、再婚は３．４％減少した。女性は全体婚姻のうち初婚が５万６９５６人（８８．７％）、再婚が７２１８人（１１．２％）だった。前年に比べて初婚は０．３％、再婚は５．８％減少した。

昨年の平均初婚年齢は男性３３歳、女性３０．８歳で前年よりそれぞれ０．１歳上昇した。１０年前と比べると、男性が１．７歳、女性は２．２歳上昇したことが分かった。全国平均と比べると、男性は０．４歳、女性は０．８歳高かった。初婚夫婦のうち男性が年上の場合は６８．８％、女性が年上の場合は１５．７％、同い年の場合は１５．５％で、男性が年上であるケースが最も多かった。

初婚夫婦のうち、男性が年上の夫婦の比率は前年比０．２％ポイント増加した半面、同い年夫婦と女性が年上の夫婦の比率は前年比それぞれ０．１％ポイント減少した。

夫婦間の年齢差を見てみると、男性が３～５歳年上の場合が２８．３％と最も多く、次いで男性が１～２歳年上の場合が２６．７％、同い年の場合が１５．５％、女性が１～２歳年上の場合が１１％の順で続いた。年齢別婚姻構成比は、男性の場合３０代初めが４６．１％で最も多く、次いで２０代後半（１９．４％）、３０代後半（１８．０％）となった。女性も同様に、３０代初め（３８．３％）、２０代後半（３６．０％）、３０代後半（１０．９％）という順序だった。

自治区別の組婚姻率は麻浦区（マポグ）は８．４件、江西区（カンソグ）・永登浦区（ヨンドンポク）は７．９件の順で高く、逆に道峰区（トボング）・城北区（ソンブクク）・陽川区（ヤンチョング）・江北区（カンブック）は５．２件で低かった。