韓国第3党トップ「変化を望む国民の代弁者に」

【ソウル聯合ニュース】１３日に投開票された韓国国会議員総選挙（定数３００）で議席を大幅に伸ばした新党「国民の党」の安哲秀（アン・チョルス）常任共同代表は１４日、同党選挙対策委員会の会議で、「選挙は政治家の勝利ではなく偉大な国民の勝利」とした上で、国民の支持に感謝の意を示した。

　また、今後さらに努力し、変化に対する国民の熱望を伝える真の代弁者として、日々成長していくと強調。その上で、「政治を変え政権を変え、国民の生活を変える政治により国民の皆様に恩返しする。きちんと仕事をする国会にしろという国民の命令を必ず実践する」と述べた。

　安氏は、今回の総選挙における各党の公約を評価し、履行を推進する特別委員会と、雇用の創出に関する特別委員会を国会に設置することを重ねて提案。まず国民の党が公約の履行を調査する点検団を設置し、約束を守る政治を実践すると話した。

　総選挙で、国民の党は２０議席から３８議席と躍進し、第３勢力としての地位を固めた。一方、与党セヌリ党は目標としていた過半数を大きく割り込み１２２議席となり、最大野党「共に民主党」（１２３議席）に第１党を明け渡した。