韓国東海岸の束草港に国際旅客ターミナル　来年完成予定

【束草聯合ニュース】韓国東海岸の江原道・草束の束草港で国際旅客ターミナルの建設が５日､始まった。３８２億ウォン（約３７億円）が投じられ、規模は地上３階建て、建築面積は９９０８平方メートル。来年７月の完成を目指す。

　韓国政府は海外のクルーズ旅行客を呼び込むため、各地にクルーズ船専用バースを増やすなどしてクルーズ産業の活性化を進めており、草束は仁川などとともにクルーズ船専用バースの建設地に選ばれている。

　２０１８年には同じ江原道の平昌で冬季五輪が開催されるため、大型クルーズ船の寄港が可能となる設備が整えば、各国の選手団や観光客を早く安全に迎えることができるようになる。

　江原道は旅客ターミナルが観光拠点としての美しいランドマークになると期待している。