盧−ブッシュ大統領、１０月初めに首脳会談

ブッシュ米国大統領が１日午後（日本時間）、盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領に電話をかけ「今秋、米国を訪問してほしい」と要請した。盧大統領はこれに対して「互いによい時期に訪問することとし、両国当局者たちの間で具体的協議をしよう」と肯定的に答えた。

グアテマラ訪問に先立って経由地である米国シアトルに到着した盧大統領は、宿所であるシェラトンシアトルホテルでブッシュ大統領と電話通話をし、韓米自由貿易協定（ＦＴＡ）署名と北朝鮮核問題などを協議する過程でこのような対話を交わしたとチョン・ホソン青瓦台（チョンワデ、大統領府）スポークスマンが発表した。

盧大統領が９月下旬から１０月初めまで米国ニューヨークで開かれる国連総会に参加する予定であり、この期間に韓米首脳会談が開かれる可能性が高いと外交部当局者は述べた。電話通話でブッシュ大統領は「韓米ＦＴＡが難しい交渉の末に署名されたことをうれしく思う」と述べ、盧大統領に「国際五輪委員会（ＩＯＣ）総会で良い結果があるように願っている」と述べたとチョン代弁人が伝えた。

また盧大統領とブッシュ大統領はバンコデルタアジア（ＢＤＡ）問題が解決され６カ国協議が正常軌道に入ったことにも歓迎するという意思を表明し、北核問題解決へ進むように緊密に協力することにした。両首脳間の電話通話は１３分間行われた。

シアトル＝パク・スンヒ記者