歌手BUMKEY、“薬物使用”無罪から有罪へ 「Ｍホテルに行ったことないのに…」

歌手のＢＵＭＫＥＹが薬物のエクスタシー使用により有罪判決を受けた。

ＢＵＭＫＥＹは１月２２日、ソウル東部地裁で開かれた麻薬類管理に関する法律違反容疑控訴審で、エクスタシー使用の部分について１審での無罪宣告が覆される有罪判決を受けた。

依然としてＢＵＭＫＥＹ側はこれを不服としている立場だ。ＢＵＭＫＥＹ側は「ＢＵＭＫＥＹがエクスタシーを使用したという２０１２年９月末にはＭホテルに行った事実がなく、ＢＵＭＫＥＹおよび現場にあったと主張する他の人のクレジットカードの使用内訳およびスマートフォン撮影写真などによってもアリバイが立証されている」と主張した。

続いて「１審で突っ込んで行われた証人尋問期日でも、証人は時期は正確に分からないがＭホテルにＢＵＭＫＥＹが一緒に行った時、自分たちは使用したがＢＵＭＫＥＹが使用するところは見た事実がないと明確に証言をした。それにもかかわらず控訴審で有罪が宣告された部分に関してＢＵＭＫＥＹは認められないという立場だ」として上告する計画を明らかにした。

所属事務所のブランニューミュージックも「ＢＵＭＫＥＹをずっと信じている。１審ではＢＵＭＫＥＹに対し無罪を宣告したことから彼が音楽活動に専念できるように支援をしてきた。控訴審で薬物使用の部分に対して一部有罪が宣告されたが、ＢＵＭＫＥＹがこれを不服としている点については上告審でもう一度判断してもらい彼の立場が明らかになるように見守る予定だ」と明らかにした。

引き続き「事務所はＢＵＭＫＥＹが１月２７日に発売する予定のアルバムを予定通りにリリースする。今回のアルバムは、ＢＵＭＫＥＹがすべての情熱と誠意を尽くしただけでなく、今回のことを通じて感じた思いと感情をファンの皆さんに告白する曲も収録している」と伝えた。

一方、検察は昨年４月１３日、ソウル東部地裁で開かれた結審公判でＢＵＭＫＥＹに懲役５年追徴金５７２万ウォン（約５６万円）を求刑したが、裁判所はＢＵＭＫＥＹを無罪とした。裁判所は１審宣告公判で「客観的と認められるほどの証拠がなく、証人の曖昧な陳述だけで刑事処罰するには無理」として無罪を言い渡した。その後、検察は４月２３日、直ちに裁判所に控訴状を提出していた。